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価格 ￥128,000(税込)
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1311aのアンティークジュエリーの情報

原産国　　ヨーロッパ
製作年代　　　1870年代
素材　　　9金ゴールド,ローズカットダイヤモンド,ブラックエナメル,パール
サイズ　　18号,ベゼル9×9ミリ,サイズ直し可能（サイズ直しは無料にてやらせて戴きます。）

1311aのアンティークジュエリーの説明文

天然パールを４粒と５石のローズカットダイヤモンド、ブラックエナメルが施されているアンティークジュエリーの指輪です。
アンティークの雰囲気があって素敵な作品ですね。
それもビクトリアン中期、１８７０年代頃のとくしょくがいろこくでています。
ビクトリアン中期の時代はビクトリア女王が生涯愛した夫、アルバート公がお亡くなりになられた１８６１年から１８８０年までを指します。
お亡くなりになられても、愛する気持ちは変わらず、ビクトリア女王がお亡くなりになる、その後の４０年間の間、喪に服しておられました。
喪に服していた期間、身につけていたジュエリーをモーニングジュエリーといいます。

基本的に黒色を基調にしていて、この指輪の様に、ブラックエネメル、ジェット、オニキスを使っていました。
ビクトリア女王が身に着けていたモーニングジュエリーは人々が真似をして、イギリス国民なずとも、ヨーロッパ中で流行したのです。
まさにこの時代を象徴とするアンティーク指輪で、使っている宝石も象徴としています。
落ち着いた色調、デザインが印象的です。
真珠は天然のもので、それぞれ大きさが微妙に違いますが、なるべく同じ大きさのものを使用しております。
その真中と間にはローズカットダイヤモンドがセットされています。

この時代のダイヤモンドは、現代のダイヤモンドと違い、ダイヤモンドの白い輝きを重視しておりました。
それは現代の蛍光灯とは違い、ロウソクの光と合わせることを前提として使われていたからです。
その白い輝きがより全面に出るローズカットダイヤモンドが使われています。
またローズカットダイヤモンドの白い輝きと真珠の白い照りとの相性は抜群に素敵で、落ち着いていながらもどこかエレガントさが感じられる様になっております。
またこの時代にモーニングジュエリーとして用いられたブラックエネメルも使われています。

リモージュエナメルとは対称的な色の使い方ですね。
リモージュエナメルは鮮やかな色使いですが、これはシックな色使いが、モーニングジュエリーとして最適です。
質感も素晴らしいです。
アームの部分に使われていて、葉っぱの彫金とともに使われています。
こういった使い方によって、葉っぱのデザインがより強調されていますね。
この様な落ち着いていながらもエレガントな雰囲気のアンティークジュエリーの指輪です。