ヴィクトリアンモーニングリング|ヘアーと彫金【商品番号r615】
¥99,000 (税込)
説明
アンティークジュエリーの情報
原産国 イギリス
年代 1860年代頃
素材 18金ローズゴールド、ヘアー
サイズ 19.5号、ベゼル(縦)6.5ミリ、サイズ直し不可能ですが、サイズを小さくするリングストッパー付
アンティークジュエリーの説明文
ヴィクトリアン時代のヘアー使用のリングです。
鮮やかなブラウンのヘアーを使ったモーニングリングです。
ヴィクトリア女王が25年間も夫の髪の毛を身につけていたことから、ヨーロッパで流行したモーニングジュエリーです。
綺麗なブラウンの髪の毛が、しっかりと編みこまれています。
近くから見ても髪の毛とは分からないほどです。
センターの彫金細工には、美しいモノグラム(文字)が彫られています。
周りのゴールドの部分に施されている細かな彫金も素晴らしい作品です。
ローズゴールドの色味がとても綺麗で、ゴールドの細かな彫刻が雰囲気を出してます。>
葉っぱと葉っぱの間には、素敵なモチーフがありますが重くはないので気軽に嵌められるリングです。
センチメンタルジュエリーとかモーニングジュエリーと呼ばれるもので、綺麗に編まれた髪の毛が。
ハイレベルの彫金を施して、シャンクの後部までデザインされた良い作りは、当時のオーダーリングの証です。
ヴィクトリアンならではの見事な細工の指輪で、この価格はとてもお買い得です。
高度な技術を持った職人が、時間をかけて作ったリング。
シャンクの周りは、彫金細工で細かさラインが彫りこまれています。
これを見ると、やっぱり古い年代の物はさりげなく凄い仕事をしているものだと改めて感心します。
四方の葉っぱ部分は彫金が施されていて、それが湾曲になっているのでとても難しいと思います。
当時財力は、一部の王侯貴族だけのものでした。
このリングを通じて当時の人たちに想いをはせることができるのも、1つの贅沢だと思います。
裏側まで丁寧な仕上げで、作りの良いリングです。
ヘアーの外枠は、細い彫金細工もあり、とても凝った作りで、時間とお金をかけたリングだと思います。
この美しいリングには、髪の毛が装飾的に使用されています。
ジュエリー製作の工程のほとんどすべてが職人の手仕事により行われていました。
ひとつのジュエリーに費やされた労力は計り知れず、そのことからも、ヴィクトリアンジュエリーよりもさらに価値高く扱われる、希少なジュエリーです。
編み込まれた髪の毛が収められ、歴史が詰まった、伝統的なアンティークピース。
美しいだけでなく、ファッションのワンポイントとしても優れたデザインの良さがあり、控えめながらも、確かな存在感を放つリングです。
良好なアンティークコンディションですが、古いものの雰囲気をご理解頂ける方にお届けできればと思います。
亡き人を偲んで作られる特別なジュエリーは、ヴィクトリア女王が亡きアルバート公の喪に長く服したこともあり、
黒い宝飾品であるジェットとともに大流行することになりました。
髪の毛をうまく使ったデザインと作りは、専門のヘアージュエラーが丁寧に編みこんで作っていった物です。
これはかなり特殊で高度な技術を要する仕事だったでしょう。
ライン、造形が本当に美しく良く作られていて感心させられます。
19世紀の後期、アルバート公の喪が明ける頃には、殆ど姿を消しています。
日本ではあまりお目にかかることがない物の一つです。