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商品番号
p17
アンティークジュエリー ビクトリアン インタリオ メノウ ペンダント
価格 ¥25,000(税込)
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p17のアンティークジュエリーの情報
原産国 ヨーロッパ年代 1870年代頃
素材 ピンチベック(合金)、瑪瑙
サイズ 本体(縦)32ミリx(横)25ミリ
p17のアンティークジュエリーの説明文
写真に載せてあるチェーンは付属いたしませんのでご了承ください。インタリオは彫刻用語。
イタリア語で陰刻、凹刻、沈み彫で、彫込み細工を施した玉石類の事。
ビクトリア期に流行した、巧みな金細工が特徴の古代風デザインで、 精巧なインタリオのアンティークジュエリーです。
宝石、瑪瑙を使用して、熟練の職人による手彫りで作られています。
宝石、メノウの、コーヒー色を背に浮かび上がるのは、凛とした表情、すっと高い鼻筋や 彫り部分の厚みはわずか。
このようにわずかな厚みの中に、立体と遠近を表現するレリーフは、彫刻の中でも とりわけ難易度が高い技術です。
ダークチョコレートに、鏡のように磨き上げられた背景部分。
繊細な色合いの違いを楽しむことができます。
わずか12ミリの面積の中に、見事に描き出した彫りの技と、ダークチョコレート色の宝石、縞瑪瑙の色合い。
時代は古代ローマ1世紀、モチーフは有翼の女神アテナです。
古典的な題材のインタリオです。
戦争の女神アテナで、ゼウスの頭から生まれてきたのは、知恵を象徴する女神。 ギリシャの首都アテネは、この女神から付けられた名前です。
海の神ポセイドンとギリシャの首都の主導権を巡って争いになった時に、ポセイドンは人々に泉を贈り、アテナは泉の辺に生えるオリーブの木を贈ったとされ、人々はアテナを守護神に選んだと言われます。
19世紀初めイタリア遠征で持ち帰ったカメオに、 魅せられたナポレオンが、王冠を始め身の回りの装飾品を カメオで埋め尽くした有名なエピソードです。
パリにカメオの彫り師の養成学校を設立したほど。
ナポレオンの没落後もフランスの貴族階級を中心に、 カメオの人気は続き、19世紀後期まで衰えることはありませんでした。
その枠は、ピンチベックと呼ばれる、アンティークジュエリーならではの合金です。
金のような光沢を持ち、錆び付かず、合金としては着用感に優れているとされる。
ピンチベックは、ロンドンの時計職人ピンチベックが、当時とても高価だった金に代わる金属を発明した合金で、銅と亜鉛を主成分にしてあるようです。
イギリスやフランスで、高価な金の代用品として、アンティークジュエリー等に用いられてきた素材です。
金とはまた異なる温かみのある独特な輝きと、ゴールドの他に銅と亜鉛を含みながらも錆び付かず着用感に優れているのも魅力で、ピンチベックのコレクターの方は多いです。
上質な作りながらゴールドの代わりにピンチベックを用いているのです。
輪っか部分のみ8金ゴールドになっています。
光に透かした時のドラマチックな表情の変化。
紅茶を思わせる美しい赤みがかったブラウンの背景に、浮かび上がります。
カメオの魅力を最大限に引き出したシンプルなフレーム。
上部は、柔らかい曲線を使った上品なデザインです。
この枠と雰囲気の良い宝石、メノウの図柄との組み合わせが、何とも言えない優しイメージを醸し出し、存在感もあります。
ペンダントは、着けやすいし、渋い色合いからしても、 クールなファッションやビンテージスタイルに、 とっても似合うと思います。
アンティークジュエリーは、割れなどはなく良い状態です。