アールヌーヴォーネックレス|フランス製フィリグリーゴールドチェーン【商品番号n46】

¥790,000 (税込)

説明

 

商品情報

原産国   フランス
年代    1900年代頃
素材  18金ゴールド
サイズ   長さ50.5センチ、モチーフ幅最大14ミリ~5.5ミリ
重量    19.8グラム

商品説明文


フランスのホールマークの刻印があります。

たっぷりとゴールをを使った、フィリグリー、透かし細工が印象的なのゴールドチェーン。
透かし模様のパーツが19個繋がれています。
一番大きな雫型のパーツは、縦9.5ミリ横22ミリ。
次は真ん丸なパーツで、直径14ミリ。
それから長楕円のパーツは、縦5.5ミリ横6.5ミリ。
パーツの間は繊細なチェーンが使われていている素晴らしいチェーンです。
アールヌーヴォー時代の、1900年頃の典型的なフランスの作品です。

フィリグリーとは、宝飾師により、金や銀などの貴金属を糸のように細く作った線状のものを、コイル状に巻き上げたり、縄編み状や粒彫金を施し、それらを溶接して作りあげる宝飾技法。

繊細なねじり金と撚り金は、見事な出来栄え。

宝飾師がミリ以下の単位の線から作る細工は、機械では不可能な、レース編みのような細やかさがある。

この技法は、古代ギリシャやローマ時代の宝飾品に使われていた細工で、19世紀の宝飾師の研究により復刻された技法です。

円のフレームへ、フィリグリーでレース模様をつくり、線上にはミルグレーン(粒状装飾)を施してあります。
アンティークジュエリーの醍醐味の一つはその手の込んだ繊細な金細工です。

あまりに緻密な細工であるため、時として肉眼では見切れないほどです。

細いゴールドを編んだような繊細な細工のチェーンに、透かし模様のパーツが繋がれています。

実際に着用すると、さりげないのですが一目で上質なものと分かる、さすがアンティークといった風格が感じられます。

ボリュームのあるフィリグリーチェーンで、円の中に、ミル打ちをほどされた金線のフィリグリー細工がほどこされています。

作りの良いアンティークチェーンは年々価格が上がり続けています。

しっかりとした作りでありながら意外と線が細いのが魅力です。

円形の左右対象のデザインの中央にパーツがあるのですが、

写真でわかるように面白く、独特なデザインで飽きがこないデザインです。
もちろん、全て手作業で作られています。

これだけ素晴らしい作品なのでフランスでは名の知れたメーカーだったのではないでしょうか。

着飾るという言葉にぴったりの存在感があります。
さらっと着こなしたい方にはこの一本で十分飾れるでしょう。

全て宝飾師によりハンドメイドで作られた、繊細なフィリグリー細工の18金製ネックレスです。

このチェーンの魅力は、全てをハンドメイドで作り上げていることと、凝った透かしのフィリグリーデザインを使ってあることです。
留め具も開閉はスムーズで、全て当時のオリジナルです。

細かな宝飾技術とデザインが、全体の美しさを作り、見た目の綺麗さだけでなく、隠れたところに技術を落とし込み、身につける人が使いやすく、しかもより美しく見せるという、19世紀のフランスの宝飾技術を使ったチェーンならではです。

身につけると角度によって、繊細な美しさが凝縮されているようなさ魅力もあります。

全て宝飾師がひとつひとつのパーツを作り、フィリグリーやトルサード(ねじり細工)を作り、ろう付けでセットし、つなぎ、このチェーンを仕上げています。

この繊細な作りのおかげで、身につけますと全てのパーツが様々な方向に輝き、独特の艶やかさを見せてくれます。

画像の何倍も金の質感が美しいチェーンだと思います。

側面は、マットな質感で光を内側に閉じ込めたような、ほんのりとした金の輝きを放っています。

重量のあるゴールドチェーンのしっとりとした雰囲気。

この度買い付けに行ってきて、チェーンが市場から次第に少なくなってきていることを肌で感じます。

これからさらにこうした細工が施されたチェーンは希少性が増していくでしょう。

価格も高価なため、通常はブレスや短いチェーンへと分けられ加工されてしまっていることも多いです。
そうした中、オリジナルの長さで残っていた希少なネックレスです。

状態も大変良好です。

優美なアールヌーヴォの世界観が漂うチェーン。
金の価格も高騰していることもあり、しばらくは、いえこれから増々入手が困難になっていくことでしょう。
熟練した職人さんは最後は手の感覚で、金細工を仕上げていったのです。

繊細な金細工で、20世紀初頭以前のジュエリーに見ることができます。
このようなフィリグリー金細工のゴールドのチェーンは、ほとんどがフランス製になります。

細身で細かなモチーフが数多く入ったフィリグリーチェーン。
フィリグリーの細工部分には表と裏の両面にぎっしりとミルグレインが施されています。
パーツの数が多いだけに膨大な作業量です。

アンティークチェーンのしなやかで身体に沿う丁寧な作りと、軽やかな動き、心地よいつけ心地に魅了されると思います。

これまで扱ってきた同様の20世紀初期のチェーンでも最も手の込んだデザインの作品の一つと呼べるものです。
裏表がないので使いやすいと思います。